親の相続準備を始めるきっかけとは?

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遺言書を書くのは子への愛情表現のひとつです。
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家族構成や年齢的な面を考慮すると、
親御さんが70代になったら具体的に話を
進めていくのがベターだと思います。

子の年齢としては40代から50代後半までに
何らかの対策を取っておくことをお勧めします。

ただ人生いつ何があるかわかりませんから、
先々を早め早めに考えて行動に移しておくことが
将来の安心につながることは間違いないでしょう。

年齢というファクターを脇へ置いておいた場合、
準備を始める『きっかけ』はどうでしょうか。

さまざまなケースが考えられますが、

  • ご両親のどちらかが体調を崩した時
  • ご両親のどちらかがお亡くなりになった時
  • きょうだいで相続の話題が出た時
  • 親戚やご近所の家で相続があった時
  • テレビなどで相続の話題が放映された時

などは、話題を持ち出しやすいといえます。

親御さんも気にはなっていても、なかなか
自分から話を持ち出すのは億劫なものです。

わたしのまわりで実際にあったことですが、
70代後半、80代になると、ある日突然、
ガラッと生活の中身が変わってしまう事態に
見舞われることがあります。

昨日まで普通に元気に過ごしていたのに、
自宅のいつも上がり降りしている階段を
踏み外して骨折したかと思うと、そのまま
寝たきりになり、みるみる認知症が進んで
会話もままならない状態になってしまった、
という話が本当に多いのです。

本当にあれよあれよという間に事態が変わり、
看護や介護に追われたり、入所できる施設を
探したり、その手続きに追われたり、もう
一方の親御さんのお世話をしたりしていると、
相続の話題など吹き飛んでしまいます。

まったく元気で、
「いくらなんでもまだ早いよ」と笑いが出る
ぐらい元気なうちに話しておきましょう。

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