尊厳死宣言の是非

尊厳死宣言 エンディングノート
尊厳死宣言をする人が増えています。(写真はイメージです)
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こんにちは、
行政書士の木本です。

最近よく耳にする
『尊厳死宣言』。

文字通り、尊厳ある死
を選択する意思を宣言
することです。

「尊厳とは何か?」と
いう問いかけに、最終
的には行きつきますが、

具体的に何をするか?
というと、
「死が近づいた時に、
延命措置をしない」と
いう希望を医療関係者
や家族などの近しい人
に宣言するものです。

医療技術の進歩により、
人工呼吸器を付けたり
胃ろう装置を付けて、
栄養を人工的に体内に
入れることにより死期
を伸ばすことができる
ようになりました。

けれど、果たしてそれ
が当の本人にとって、
本当に嬉しいことなの
かどうかは本人にしか
わからないのです。

でき得る限りの治療を
施して、1日でも長く
生きたいという人もい
ます。

自分でご飯を食べられ
なくなったら終わり、
と考える人もいます。

どちらが良いか悪いか、
正しいか間違っている
かという問題ではなく、
どちらでも好きな方を
選べるということが、
人としての尊厳が守ら
れ、意志が尊重される
ということではないで
しょうか。

残念なことに、本人の
意志よりも家族の希望
が優先されるケースも
あります。

最近は、自分の最期は
自分で決めたいという
人が増えていて、尊厳
死宣言書を公正証書に
する人も増えています。

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